早水公園を散策中、ジンジャーによく似た草姿の植物が株立ちして生えているのを見かけました。
 草丈は2mくらいです。
 淡いオレンジ色の穂状花序を頂生し、華やかな印象の花を咲かせていました。

 以前、芳香のある純白色の花を咲かせるジンジャー(別名シュクシャ) を観察したことがあります。
 花数は、こんなに多くなかったと思います。

 近寄って、花を嗅いでみましたが、香りはほとんどありません。

 図鑑を調べてみると、やはり、ジンジャーと同科同属のニクイロシュクシャと分かりました。
 花色は、淡いオレンジ色(淡鮭肉色との表記もある)をしており、複雑なフォルムの花です。

 その時撮影した写真ですが、参考までにこのホームページに掲載することにしました。



【参考:ジンジャー別名シュクシャ(原色牧野植物大図鑑から)】
 インド,マレーシア原産,安政3年以前に渡来。観賞用に栽培される半耐寒性の多年草。
 根茎状の地下茎をもち、高さ1~2mの株立ちになる。
 葉は、直立する地下茎につき,ショウガに似た長楕円状皮針形で,長さ20~60cm,幅5~12cm。
 卵形の穂状花序を頂生。花は純白色で大きく,芳香がある。
 花は、夏から秋。庭園に植えるほか,切花に用いる。
DSCN2268c ニクイロシュクシャ 15.08.06 早水公園
DSCN2266c ニクイロシュクシャ 15.08.06 早水公園
ニクイロシュクシャ  ショウガ科 シュクシャ属
R0019445 ニクイロシュクシャ 18.08.29 早水公園
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DSCN2271c ニクイロシュクシャ 15.08.06 早水公園