本州、四国、九州、奄美大島など暖帯に分布し、低山帯のやや乾いた林間に生える多年草です。
高さ12〜25cm。
葉は、長さ2〜5cmで、光沢はありません。
近くに多く見られたツルリンドウの芽生えも一見シュスラン属のランかと思いましたが、こちらの葉は、光沢が強かったようです。
花は夏ですが、まだ蕾のようなので、開花を待って花も撮るつもりです。
花茎は、白い軟毛に覆われています。
その後、花を撮った写真も追加しました。
図鑑類では、かなりピンクがかった花でしたが、撮影したものは、非常に薄いピンク色でした。
和名の深山鶉(みやまうずら)は、葉の斑点を鶉の羽の模様に例えたか、毛の多い蕾を鶉の姿に例えたものといわれます。
ミヤマウズラといいますが、深山に限らず、浅い丘陵にも多く見られます。
葉に白斑のない種をアオミヤマウズラというそうです。
ミヤマウズラ ラン科 シュスラン属
N810042 ミヤマウズラ 06.8.10 県道1号線
N903256-2 N105511が開花 06.9.3県道1号線
N106688 ミヤマウズラ 06.9.28 同
N106685 ミヤマウズラ 06.9.28 同
N810045 ミヤマウズラ 06.8.10 県道1号線
N903253 同 まるで人の顔のような花 06.9.3 県道1号線
N105511 ミヤマウズラ 06.8.15 県道1号線
N810040 ミヤマウズラ 06.8.10 県道1号線