オジギソウ  マメ科 ネムリグサ属 別名 ネムリグサ

 触れると、おじぎをするような面白い動きをする草で、観賞用として栽植されます。

 葉に刺激を与えると、葉軸にそって葉を折りたたみ、ついには葉柄自体が下向きに折れ曲がってしまいます(4段目左・5段目左右の3枚の写真)。
 
 ピンク色の球形の花からは想像できないユニークな形の果実を見かけましたので、写真を追加しました(3段目右・4段目右の2枚)。



【オジギソウ(原色牧野植物大図鑑から)】
 南アメリカ原産で、日本には,天保12年(1841年)に渡来。観賞用として栽植される。 
 元来は多年草であるが,ふつう1年草として栽培される。
 茎は、高さ30cm位,細毛ととげがある。
 花は、夏。
 和名及び別名のネムリグサは,刺激や明暗による葉の開閉運動に基づいている。この運動は葉柄のつけ根の細胞の膨圧変化による。

DSCN9372オジギソウ果実 11.09.03薬草・地域作物センター

N106031 オジギソウ 06.9.3 薬草・地域作物センター

DSCN9374オジギソウ果実 11.09.03薬草・地域作物センター

N106027 オジギソウ 06.9.3 薬草・地域作物センター

N106029 オジギソウ 06.9.3 薬草・地域作物センター

R0012870オジギソウ 11.09.09薬草・地域作物センター

R0012867オジギソウ 11.09.09薬草・地域作物センター

DSCN9371葉を折りたたんだオジギソウ 
11.09.03薬草・地域作物センター

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R0012878オジギソウ 開閉運動前の葉 
11.09.09薬草・地域作物センター

R0012879オジギソウ 開閉運動後の折りたたんだ葉 
11.09.09薬草・地域作物センター