コウホネ スイレン科 コウホネ属 県:準絶滅危惧
N106374 コウホネ 06.9.18 薬草・地域作物センター
水草を探していたわけではありませんが、たまたまコウホネの花が綺麗に咲いていましたので、撮影しました。
北海道西南部から九州までに分布、小川、溝、池沼に生える多年生の水草です。
根茎は、水底の泥中を横に這い、葉は10〜30pの柄があって、水上に抜き出ます。
花は夏、径4〜cmの黄花を上向きに開きます。
5枚の花弁のように見えるのは、がく片だそうです。
半開のようですが、図鑑によると、これで全開のようです。
真の花弁は、小形で、多数雄しべの下に輪列しています。
和名の河骨(こうほね)は、川に生え、根茎が白骨のように見えるのでいうそうです。
漢方の世界では、これを川骨(せんこつ)と呼んでいるそうです(地下茎、強壮、止血など)。
漢名萍蓬草。
なお、早水公園髪長媛池のコウホネや、同じ科のヒメコウホネ、オグラコウホネも、別ページに掲載しましたので、あわせてご覧ください。
N106377 コウホネ 06.9.18 薬草・地域作物センター
N106375 コウホネ 06.9.18 薬草・地域作物センター