園芸種ですが、あちこちでよく見かけるので撮影しました。
トケイソウは、トケイソウ科、トケイソウ属に分類される植物の総称だそうです。
したがって、多くの品種があり、さまざまな色、形のトケイソウが存在するといいます。
ブラジル原産、観賞用に栽培されるつる性の多年草。
花は夏、径8cmぐらいで、わずかに香りがあります。
液果は熟すと、黄色くなります。
和名は、3つに分裂した雌しべが時計の長針、短針、秒針のように見える特徴のある花によるといいます。
なお、県農試亜熱帯作物支場で、ベニバナトケイソウも撮影しました(下の2枚の写真)。
ベネズェラからボリビアにかけて分布する園芸種だそうです。
花期は、春から秋までと長く、冬も咲くことがあるとのことです。
赤い花弁が 10 枚あるように見えますが,花弁と萼片が 5 枚ずつなのだそうです。
長いのが萼片で、短いのが花弁だそうです。
なお、同科同属で、ジュースなど食用にされるクダモノトケイソウ(別名パッションフルーツ)は、【野菜・果物類の花】 のページに掲載してあります。
トケイソウ トケイソウ科 トケイソウ属
3457 トケイソウ 03.9.23 223号線高原町
3458 トケイソウ 03.9.23 223号線高原町
L10400 ベニバナトケイソウ 06.2.9 亜熱帯作物支場
L10399 ベニバナトケイソウ 06.2.9 亜熱帯作物支場