ササクサに似て、大型です。

 加江田渓谷で同じような場所に生えていました。

 新潟県と近畿地方以西、四国、九州に分布、暖帯林に生える多年草です。

 根茎は、木化して硬く、茎はササクサより強剛で太く、1〜2本直立、花序とともに、高さ60〜90cmになるといいます。

 葉は、長さ15〜20cm、幅3〜4cm、ササクサより濃い緑でした。

 花は、夏から秋です。
 護穎の背面は膨出します。
 
 和名の唐笹草(とうささくさ)は、中国に産して、姿が笹に似るからだそうです。

(注):護穎(原色牧野植物大図鑑から)
 イネ科の小花の基部につく鱗片状の器官で、外えいともいう。
 その内側に通常小型の内穎がある。
 小花の集まり(ただ1個の小花からなることもある)の基部には、さらに1対の包穎がつき,全体で小穂を形成す る。

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N106726 トウササクサ 06.9.30 加江田渓谷

トウササクサ  イネ科 ササクサ属

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N106727 トウササクサ 06.9.30 加江田渓谷

N106540 トウササクサ 06.9.26 加江田渓谷

N106538 トウササクサ 06.9.26 加江田渓谷

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