新富町一丁田池にしか生育していないホウキボシイヌノヒゲを観察しようと、一丁田池に出かけたところ、水位が高く、水辺に近づけません。
 そんな中、岸辺で、イヌコウジュに混じって沢山の小さな花をつけたヒメハッカを見つけました。

 植物の名前がはっきりしませんでしたが、県総合博物館に照会したところ、ヒメハッカと分かりました。
 



【ヒメハッカ(原色牧野植物大図鑑から)】

 北海道と本州の湿地に生える多年草。
 細長い地下茎をのばして繁殖する。
 茎は四角く、高さ20〜40cm。全体にほとんど毛がない。
 対生する葉は、長さ1〜2cmの長楕円形で、ほとんど柄はない。
 花は、夏から秋,花冠は長さ約3.5mm,がくには腺点がある。
 和名は、ハッカと同様な芳香があり,小草だからつけた。

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ヒメハッカ  シソ科 ハッカ属

P1070098-3 ヒメハッカ 08.9.27 新富町一丁田池

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P1070100-3 ヒメハッカ 08.9.27 新富町一丁田池

P1070104-3 ヒメハッカ 08.9.27 新富町一丁田池

P1070096-3 ヒメハッカ 08.9.27 新富町一丁田池

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