白い花のソバ畑は綺麗で目立ちますが、最近、路傍で、野生化したソバの群落によく出会います。

 つい最近、野生化したソバと思しき白い花の草むらを見つけ、近寄ってレンズを向けたところ、どうも葉の様子が違うので、花を調べてみると、シャクチリソバでした。

 薬草として渡来したものが、最近は野生化して野草のように繁茂しているのだそうです。
 シャクチリとはどういう意味かと不思議な名前ですが、赤地利と書く漢名の音読みだそうです。


 都城市早水公園でシャクチリソバの花を見かけたので、写真を追加しました(5段目の2枚)



【シャクチりソバ(原色牧野植物大図鑑から)】
 インド北部及び中国原産。各地で栽植され,また野生化している多年草。 
 野菜としても用いられる。
 種子は不味。
 茎は、太い根茎から束生,高さ1m位,中空で下部は紅色を帯びる。
 葉は、長柄があり、互生する。葉身の長さは4〜9cm。
 花は、秋。
 和名は、漢名赤地利の音読み。
 根茎を漢方で赤地利と称し、解毒剤とする。

シャクチリソバ  タデ科 ソバ属

R0019033 シャクチリソバ 17.10.04 都城市早水公園

P1150009-3 シャクチリソバ 09.09.19 川南町

P9190032-3s シャクチリソバ 09.09.19 川南町

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R0019029 シャクチリソバ 17.10.04 都城市早水公園

P9190034-3 シャクチリソバ 09.09.19 川南町

P1150011-3 シャクチリソバ 09.09.19 川南町

P1150005-3 シャクチリソバ 09.09.19 川南町

P1150017-3 シャクチリソバ 09.09.19 川南町