ヨモギは、野原や川の堤などに普通に生え、早春には柔らかな新葉を摘み取り、草餅として好んで食されるなど、生活に馴染みの深い植物の1つです(1〜2段目の写真)

 鮮やかな緑色の葉は、夏までに深い緑色に変化し、ぐんと茎を伸ばした草丈は、1mくらいになります。

 よく分枝し、枝先にたくさんの蕾をつけた草姿からは、早春の柔らかなヨモギの姿は全く想像できません(3段目の写真)

 花期は夏から秋とされています。
 10月になり、開花したヨモギを観察しましたので、花の写真を追加しました(4〜5段目の写真)



ヨモギ(原色牧野植物大図鑑から)】
 本州,四国,九州,小笠原及び朝鮮半島に分布し,山野にふつうな多年草。
 茎は、高さ1m内外で、よく分枝し,白綿毛がある。
 葉の下面にも白綿毛が密生し,葉柄の基部には仮托葉がある。
 花は、夏から秋。
 別名モチグサは、春に若苗を草餅の材料にするため。
 葉裏の毛からモグサをつくる。切り傷に搾り汁をつけるなど民間薬としての効用は多い。

R0018219 ヨモギ 15.10.13 都城市

ヨモギ  キク科 ヨモギ属  別名 カズザキヨモギ,モチグサ

R0018213 ヨモギ 15.10.13 都城市

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R0018214 ヨモギ 15.10.13 都城市

P1150050-3ヨモギ 09.9.22小林市

P3120069-3ヨモギ 09.3.12宮崎市吉野

P3120066-3ヨモギ 09.3.12宮崎市吉野

P1150049-3ヨモギ 09.9.22小林市