マメヅタは東北地方南部の本州・四国・九州・琉球に分布する常緑のシダ植物です。
石の表面や樹皮上に生育し、細い匍匐茎からまばらに葉を付けます。
山野を歩いていると、多くの木肌に絡みついているマメヅタをしょっちゅう見かけます。
光沢のある栄養葉は、緑の豆のような楕円形〜円形です。
栄養葉の直径は1〜2cmくらいです。
胞子葉は、2〜5cmくらいのヘラ状で、立ち上がります。
マメヅタは、葉が小さいという意味なのか、マメのような形の葉という意味なのか、どちらにしても分かりやすく覚えやすい名です。
シダ植物には珍しい、多肉性の質感と形です。
えびの高原へ向かう途中、県道1号線でも観察しましたので、写真を追加しました(3段目の2枚の写真)。
しっかりと立ち上がった胞子葉の写真を追加しました(4段目の2枚)。
DSCN5546c マメヅタ胞子葉 19.01.24 都城市城山公園
N104395 マメヅタ 06.07.02 県道1号線
N104393 マメヅタ 06.07.02 県道1号線
DSCN5547c マメヅタ胞子葉 19.01.24 都城市城山公園
N104200 マメヅタ 栄養葉と胞子葉 06.06.22 加江田渓谷
マメヅタ ウラボシ科 マメヅタ属
N104198 マメヅタ 栄養葉と胞子葉 06.06.22 加江田渓谷