コメナモミ  キク科 メナモミ属  

東アジアに広く分布し、日本各地の山野の荒地や道端に多く生える1年草です。

 普通見るメナモミは、殆どコメナモミとツクシメナモミで、メナモミ(大型になる)は、ごく希だそうです。

 ツクシメナモミとよく似ていますが、ツクシメナモミはニ叉状に分枝し、コメナモミは十字分岐(対生分枝)するので、区別できるそうです。

 撮影したものは、全て十字分枝で、コメナモミでした。
 高さ50〜100cm。
 葉の上面は、ざらつきます。

 花は、秋、枝の先に集散状に黄色の頭花をまばらにつけます。
 頭花を包む総苞片5個には、腺毛が目立ちます。

 そう果は、熟すと他物に触れてすぐにはずれ、相手につくので厄介です。



 加江田渓谷では、コメナモミの個体数が少なく、良い写真が撮れませんでした。
 他の場所で撮影したコメナモミも、別ページに載せてありますので、ご覧ください。

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L09824 コメナモミ 05.11.15 加江田渓谷

L09823 コメナモミ 05.11.15 加江田渓谷

L09788 コメナモミ 05.11.13 加江田渓谷