アキノタムラソウ シソ科 アキギリ属

 暖帯から温帯の山野に普通に見られる多年草です。

 茎は四角く、高さ20〜80cm。
 葉は1〜2回羽状複葉。小葉は3〜7個で、長さ2〜5cm。

 花は、夏から晩秋と幅があり、早いものは6月頃から咲くそうです。
 花は、数段輪生してつきます。 花冠は、1〜1.3cm、がくは長さ5〜6mmで、雄しべと雌しべは、花冠の上唇よりわずかに長く出ます。

 ハルノタムラソウ(小型・白花)、ナツノタムラソウ(濃紫色)は、同じシソ科アキギリ属ですが、タムラソウは、全く別のキク科の植物でアザミに似ています。

 他の場所でも、アキノタムラソウを観察しましたので、別ページに載せてあります。

 また、同じ時期に、同じ色の花を咲かせるヤマハッカとよく似ていますので、参考までにヤマハッカの花の写真を掲げておきます(最下段右)

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【参考】 N106989 ヤマハッカ
      06.10.6 加江田渓谷

N106993 アキノタムラソウ
06.10.6 加江田渓谷

L07436 アキノタムラソウ 05.7.19 加江田渓谷

N106960 アキノタムラソウ 06.10.6 加江田渓谷

L07437 アキノタムラソウ 05.7.19 加江田渓谷