モミジカラスウリ

　見事な葉の模様でしたので、花はありませんでしたが、撮影しました。

　山地に生える多年生のつる草で、葉はモミジのように５～９個に深く裂け、両面に短い毛があります。

　雌雄異株です。

　近畿地方以西、四国、九州に分布します。

　カラスウリの仲間ですから、花は、やはり夜に咲き、花びらの縁はレース状に細かく裂けます。

　花期は、６～８月です。

　秋、１０ｃｍほどの丸い果実が赤く熟すとされていますが、黄色に熟すものもあるといいます。

　2006年も６月初めに、モミジカラスウリを見かけましたので写真を追加しましたが、早朝にしか見られない花の写真が撮れるかどうか心配です。