イチゴの名がついていますが、イラクサ科で、イチゴの仲間(バラ科)ではありません。
加江田渓谷では、むしろ、ハドノキ(イラクサ科)に近い仲間です。
花を撮影するつもりで何度か行きましたが、花は早春、葉が出る前に、前年枝の落葉した葉えきに、集散花序につくといいますので、撮影した写真は、蕾もしくは花の終わった後ではないでしょうか。
観察を続けたいと思います。
本州関東地方以南、各地の海岸近くに生える落葉低木です。
葉は、互生し、長さ5〜12cm、3本の脈が目立ちます。
表面は、葉脈が凹んでしわがあり、裏面は白い綿毛におおわれています。
集合果は、初夏にみかん色に熟し,多汁で甘味があり、食べられるそうです。
和名の柳苺は、葉と果実に基づくものです。
数日後、開花しかっている状況を観察することができました。
以前、撮影したのは、やはり蕾だったようです。
果実を観察するのが楽しみです。
5月下旬には、少しイチゴらしくなり、6月には黄熟しました。
食べられるといいますが、小さくて・・・・。
ヤナギイチゴ イラクサ科 ヤナギイチゴ属
N104194 ヤナギイチゴ 06.6.22 加江田渓谷
L11670 ヤナギイチゴ 06.4.6 加江田渓谷
N103745 黄熟したヤナギイチゴ 06.6.7 加江田渓谷
N103744 黄熟したヤナギイチゴ 06.6.7 加江田渓谷
N103253 イチゴらしくなってきた 06.5.22 加江田渓谷
L11763 ヤナギイチゴ 花 06.4.9 加江田渓谷
L11710 ヤナギイチゴ 06.4.6 加江田渓谷