日本では、九州南部、沖縄地方に分布する希産種とされているようです。

 常緑の多年草、根茎は短く、数枚の葉を根生します。

 葉は無毛で、披針形、羽状に浅裂し、微鋸歯が疎らにあり、長さ8〜30cm。

 花茎は15〜30cmになり、散房状に多数の頭状花序をつけます。

 頭花は黄色で、10個程度の舌状花をつけ、花冠は長さ7mm。

 果実は、長さ4mm、長さ3mmの冠毛があります。

 主な生育地は、渓流沿いの日当たりのよい湿った岩上とされています。
 まさに、加江田渓谷のそのような場所に咲いていました。

 わずかながら、一株しか見当たりませんでした。

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L07950 ヤナギニガナ 05.8.15 加江田渓谷

L07951 ヤナギニガナ 05.8.15 加江田渓谷

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ヤナギニガナ  キク科 ニガナ属 別名 アツバニガナ