L10648 キランソウ 06.3.5 加江田渓谷

キランソウ  シソ科 キランソウ属 別名 ジゴクノカマノフタ

 ジゴクノカマノフタという面白い名の野草です。

 各地の道端、野原など人里に多い多年草で、茎は地面を這い、四方に広がります。

 全体に縮れた毛があります。

 根生葉は長さ4〜6cm、先端は尖らず、荒い鋸歯があります。
 茎葉は対生し、上部の葉は小型です。

 花は春、葉の腋に濃紫色の花をつけます。
 花冠は長さ約1cm、上部は浅く2裂し、下唇は大きく3裂します。

 民間薬として、干して煎じたものを熱さまし、高血圧の薬にするそうです。

 別名ジゴクノカマノフタは、春の彼岸の頃に花が咲くから名付けられたといいます。


 他の場所で撮ったキランソウも別ページに掲載してあります。

L10677 キランソウ 06.3.5 加江田渓谷

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