ツツジのなかまでは、早く開花し、春の訪れを感じる木です。
写真は、ナンゴクミツバツツジ、コバノミツバツツジ、キリシマミツバツツジなどと思いますが、ミツバツツジは仲間が多く、その違いがよく分かりませんので、ここでは単にミツバツツジとしておきます。
ただし、普通のミツバツツジは、雄しべ5本ですが、写真の木は雄しべ10本程度ですので、ミツバツツジではなく、ミツバツツジの仲間という意味です。
庭木としても栽植されることの多い落葉低木です。
車輪状に分枝し、高さ2〜3mです。
葉は、長さ5〜7cm、枝先に3枚ずつ輪生し、新芽のときは裏側に巻き、粘着します。
花は春、葉に先立って開き、径3〜4cm、雄しべ5本。
子房、花柄、葉柄に腺毛があります。
秋に紅葉します。
葉や花柄の基部に重なり合った鱗片があるが、早くに落ちます。
ミツバツツジ ツツジ科 ツツジ属
L11445 ミツバツツジ 06.3.31 加江田渓谷
L11155 ミツバツツジ 06.3.26 加江田渓谷
L11153 ミツバツツジ 06.3.26 加江田渓谷
L11154 ミツバツツジ 06.3.26 加江田渓谷