本州、四国、九州に分布し、山野の林内に生る常緑つる植物です。
茎は、長くのびて、他物にはい登り、長さ10m位にもなります。
葉は、長さ3〜6cmで、革質です。
夏に、ときに紅葉するといいますが、まさに紅葉したテイカカズラを撮りました。
花は、初夏、白花でのち黄色、芳香があります。
花は、クチナシの花(花径6-7p)に似ていますが、大きさは全く違い、花径2〜3pです。
花冠は、右旋回、スクリューのように捻れています。
果実は、鞘状で、長さ15〜18cm。
和名は、歌人藤原定家にちなむといいます。 古名マサキノカズラ。 花のない時期は、ツルマサキと紛らわしいのでいわれたといいます。
6月になって、この同じ木の花を撮ることができました。
なお、テイカカズラの園芸種で、よく見かけるハツユキカズラも、別ページに掲載していますので、あわせてご覧ください。
N103793 テイカカズラ 花 06.6.7 加江田渓谷
N103794 テイカカズラ 花 06.6.7 加江田渓谷
L12019 テイカカズラの果実 06.4.12 加江田渓谷
L12015 テイカカズラ 06.4.12 加江田渓谷
L12016 テイカカズラ 06.4.12 加江田渓谷
L12017 テイカカズラ 06.4.12 加江田渓谷
テイカカズラ キョウチクトウ科 テイカカズラ属 別名 マサキノカズラ