1040436-1クダモノトケイの花08.5.6宮崎市内
1040437-1クダモノトケイ08.5.6宮崎市内
クダモノトケイ トケイソウ科 トケイソウ属 別名パッションフルーツ
戦後、、宮崎などの暖地で試験的に植栽され、一時期話題になった果実パッションフルーツです。
近所の知人宅の垣根に這って花を咲かせていました。 葉は、3出の掌状互生で、特徴があり、目立ちます。
日本では沖縄各島と小笠原諸島で栽培される常緑つる性低木。
葉は互生し,2〜3cmの柄がある。葉身は深く3裂し,縁には不規則なきょ歯が並ぶ。
花は、初夏と秋口に葉えきから1個ずつ付け,径5〜6cm。最外側に緑色のがく片が5枚,花弁は白色で5枚ある。果実は、球状の液果。生食やジュース(パッションジュース)にする。
(原色牧野植物大図鑑から)
ブラジル原産で,現在は、熱帯,亜熱帯の各地で栽培されている。日本では、鹿児島県南部,沖縄県などで経済栽培が試みられている。
半割りしてスプーンで生食するほか,ジュース原料として重用される。ビタミン C が豊富である。そのほかに,キャンディ,砂糖漬,シャーベット,ジャム,ゼリーの材料及びカクテルの香りにも用いる。
トケイソウ属 Passiflora は、400種以上が知られ,そのうち、30種以上の果実が食べられている。栽培されるものには、パッションフルーツのほかに,オオミノトケイソウ
P. quadrangularis L.,ミズレモン P. laurifolia L. など数種がある。いずれもパッションフルーツほど耐寒性はない。⇒トケイソウ
1050219-1クダモノトケイの若い実08.5.6近所