かつては、黄色く熟した実が食べられたそうですが、甘みが薄いため、現在では未熟な実が食べられるお馴染みのキュウリです。
 平安時代から栽培され、胡瓜の「胡」は、シルクロード渡来とを意味するそうです。

 温暖な気候を好み、雌雄異花ではあるが、単為結果を行うため、雄花が咲かなくとも結実し、果実の生長が非常に早い世界的な野菜です。
 果実色は濃緑が一般的で、淡緑のものもあり、生産高は2004年、2005年は群馬県が第1位、2006年からは宮崎県が第1位だそうです。


【キュウリ(原色牧野植物大図鑑から)】
 北西インドの原産。野菜として広く畑に栽培される1年生つる植物。 
 茎は、巻ひげで他物にからみ,長くのびる。全体に粗毛があり,稜がある。
 葉は、長さ8〜15cm。
 花は夏,雌雄同株。花冠は径3cm位で単生。
 世界的に主要な果菜として,多数の品種が知られる。果汁は湯やけどによく効く。
 和名の黄瓜(きうり)は、実が熟したときの色にちなむ。漢名胡瓜。

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キュウリ  ウリ科 キュウリ属

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