タカナは、お馴染みの漬物用の野菜として、茎葉が収穫されるため、花を見る機会はなかなかありません。
ダイコンの花を撮影しようと、郊外に出掛けた折、偶然、花を咲かせているタカナを見つけました。
ダイコンやナタネの花に似ていますが、草丈や大きな葉の割には、比較的小さく、楚々とした雰囲気の薄黄色の花です。
【タカナ(原色牧野植物大図鑑から)】
中国から古く渡来したものであろう。広く野菜として栽培されている越年草。
花茎は、高さ1.2m位。
根生葉は、長さ60〜80cm,短柄がある。
茎葉は無柄であるが、茎を抱かない。
花は、春から夏。
茎葉は耐寒性が強く、漬菜または煮食用。多少辛味がある。
種子は芥子粉の原料。
和名の高菜は、茎が高く生長するから,漢名大芥,皺葉芥。
P3060010-3タカナ 09.3.06綾町
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タカナ アブラナ科 アブラナ属 別名 オオバガラシ、オオナ