青島亜熱帯植物園の散策中、アカバナナを見かけました。

 草丈は、人の背丈ほどの高さですが、ちょうど花が咲いており、よく見ると、すでに紫色を帯びた赤色の果実をつけたものもあります。

 
別名モラードバナナと呼ばれるアカバナナは、店頭に並んでいるのを見たことはありますが、植物園で間近に観察するのは初めてです。

 図鑑によると、アカバナナは、バナナから作出された園芸品種で、フィリピンで栽培され、普通のバナナよりも果実の長さが短めで、食用バナナの一種として流通しているバナナです。
 


【参考:バナナ(原色牧野植物大図鑑から)】

 インド原産。広く熱帯に栽培される大形多年草。小笠原諸島,琉球列島,及び台湾,南洋諸島にも植栽されている。
 高さ2~4m。根茎は側枝を出、し繁殖する。
 花は、夏から秋に咲き,淡黄色,曲がって下垂する長さ1~2mの穂状花穂につき,大形で脱落性の苞に囲まれる。
 和名は、Bananaで土語。
 果実は、長さ10~15cmで黄熟し,甘味芳香があり、食用とする。
 漢名甘蕉,芭蕉。
DSCN5913bアカバナナ 14.07.04青島亜熱帯植物園
アカバナナ  バショウ科 バショウ属 別名 レッドバナナ、モラードバナナ
DSCN0186cアカバナナ 14.09.17青島亜熱帯植物園
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DSCN5915bアカバナナ 14.07.04青島亜熱帯植物園
DSCN0184cアカバナナ 14.09.17青島亜熱帯植物園
DSCN0185cアカバナナ 14.09.17青島亜熱帯植物園
DSCN0182cアカバナナ 14.09.17青島亜熱帯植物園
DSCN5914bアカバナナ 14.07.04青島亜熱帯植物園