コース全体がクロマツの中にあり、プレー中も完全にクロマツに囲まれています。

 2つのホールが並行する4番と6番、7番で、良い標本を探しましたが、どこを撮ったらいいのか全く困惑しました。
 一本単独でそびえているクロマツ、フェアウェイの壁になっているクロマツ林、グリーンへのアプローチを邪魔している7番の憎らしいクロマツなどです。

 クロマツは、海岸に多い二葉松です。暖地では多少内陸部にも生育するようです。
 幹は通直ですが、しばしば著しく曲がって、太い枝を張るといいますから、ゴルフ場向きかも知れません。

 乾燥や潮風に強く、沿岸の砂州、砂丘、岩崖上で黒松林を形成し、屈曲した樹形となって〈天人の羽衣〉などの伝説を生んでいるのもクロマツです。
 海岸景勝地では、欠くことのできない樹種といわれますが、マツクイムシの被害も問題になっています。
 枝や葉がアカマツより太いので、オマツ(雄松)ともいうそうです。

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PICT3923-3クロマツ 03.10.30  4番

PICT3939-3 7番のクロマツ 03.10.30  7番

PICT3925-3クロマツ 03.10.30  4番

PICT3922-3クロマツ 03.10.30  6番

クロマツ  マツ科 マツ属 別名 オマツ