8番ティーグランド左側ネットの近くで、クサギを見かけました。コース内に多いツルソバの群落の中に、1株だけありました。
宮崎の山野では普通に見る木ですが、コース内ではここ以外ではまだ見ていません。
見つけるのが遅かったので、もう花は終わり、特徴のある実も僅かしか残っていませんでした。
よそで撮影した夏のクサギの写真を掲げておきます。
木の高さはまだ1メートル未満の幼木です。
もう少し大きくなるまでの間に、刈り取られる心配がありますが、花も実も美しい木なので、残って欲しいと思います。
【クサギ(原色牧野植物大図鑑から)】
北海道から琉球列島まで及び朝鮮半島,台湾,中国の温帯から亜熱帯に分布,山野に生える落葉低木ないし小高木。二次林にもよく生える。
高さ2〜3m。樹皮は灰色。
葉は長さ8〜15cm,短毛が密生。
花は、夏から初秋,がくは紅紫色で宿存性,花冠の長さは2〜2.5cmで香りがよい。
果実は、染料,ときに若葉を食用にする。
和名の臭木(くさぎ)は、葉に臭気があるのでいう。
☆☆☆ 他のトピックにも同名の植物を掲載していますので、【みやざきの山野の植物の50音索引】から検索して、併せてご覧ください。
クサギ クマツヅラ科 クサギ属
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PICT4174-3クサギ 03.11.15 8番ティーグランド左
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