2番の左側の林の中、OBラインを僅かに超えたところで見かけました。
近くに、何本も生えていましたが、ほかの場所ではあまり見たことがありません。
葉の様子から、はじめはユリ科の植物と思いましたが、マメ科でした。
花は、夏から秋となっていますので、花の写真を撮るつもりで、03年も探しましたが、不思議と見つかりません。
1年草ではありますが、プレーヤーの妨げになる場所ではないので、刈り取られるはずはない…… と思っていたら、4番ティーグランドの左前方、カートレールから僅かに左に寄った松の根元に、数株の小群落が見つかりました。
思いも寄らない場所で、今度は、ユニークな花姿をしたタヌキマメを観察できたので、プレーもそっちのけで、写真を撮影しました。
プレーヤーが歩く場所ですので、踏み荒らされる恐れがあります。
コース内だけでなく、一般にも珍しい野草ですから、なるべく生き残ってもらいたいものです。
和名の狸豆(たぬきまめ)は、果実を包んでいる褐色の毛に基づいてつけられたとも、花が獣の顔のように見えるからともいわれます。
PICT3612-3タヌキマメ 花 03.9.27 4番ティーグランド前方左
PICT3615-3タヌキマメ小群落 03.9.27 4番ティーグランド前方左
PICT0309-3タヌキマメ 02.10.26 2番左の林
PICT3611-3タヌキマメ 花 03.9.27 4番ティーグランド前方左
☆☆☆ 他のトピックにも同名の植物を掲載していますので、【みやざきの山野の植物の50音索引】から検索して、併せてご覧ください。
タヌキマメ マメ科 タヌキマメ属