ガンセキチュウサボテン サボテン類 ハシラサボテン亜科 ケレウス属 別名 岩石柱
P1150637-3ガンセキチュウサボテン果実&蕾09.10.13県庁庭園
県庁正面にかなり広い面積を占めている、あまり見慣れないサボテンが植栽されています。
まるで、宮崎を代表する植物然と、県庁玄関前の噴水を囲むかのように大変目立つ存在です。
『 ガンセキチュウサボテン 』 と標示してあります。
このガンセキチュウサボテンは、「メキシコ原産で高さ3m程になる。」 というだけで、文献も少なく、図鑑類にも殆ど載っていません。
インターネットで調べても、ガンセキチュウサボテンを載せているホームページも僅かです。
日本には個体数がよほど少ないのか、稀少種なのか、謎の多い植物です。
【園芸植物大辞典(小学館)】、【サボテン科大辞典(未来社車)】 によると、ガンセキチュウサボテンは、柱形サボテンの類で、大きな柱形サボテンの奇形化したものとされています。
柱形サボテンは、その形状によって、鱗片柱、鬼面角、黄実柱、有力柱などと名付けられ、岩石柱は、鬼面角のうち、成長点が所々に出て、奇妙な形になったものとされています。
したがって、ガンセキチュウサボテンというのは、正式な名前ではなく、「岩石柱」というのが本当の名前ではないかと思われます。
謎の多いサボテンですが、普段見ることの少ないこのサボテンが、何故県庁庭園の最も目立つ場所に植えられたのか、よく分かりません。
なお、開花期は初夏ですが、赤熟した果実と一緒に開きかけの蕾を見かけました。狂い咲きなのでしょうか(6段目左の写真)。
来シーズン、きちんと花を観察したいと思います。
ようやく、開花期が到来しました。
梅雨入り間近の5月末、ガンセキチュウサボテンの蕾が一つ、二つ、開き始めました(8段目の2枚の写真)。
しばらく、観察を続けます。
6月に入り、あちこちの蕾が次々と、美しい大きな花を咲かせていましたので、写真を追加しました(9段目以降の9枚の写真)。
背高な上、大きな刺がありますので、ガンセキチュウサボテンの花に近づいて撮影するのは一苦労でした。
P1150638-3ガンセキチュウサボテン 09.10.13県庁庭園
DSCN2914-1ガンセキチュウサボテン蕾&花10.06.07県庁庭園
DSCN2931-1ガンセキチュウサボテン花 10.06.07県庁庭園
DSCN2828-1ガンセキチュウサボテン花 10.06.05県庁庭園
DSCN2827-1ガンセキチュウサボテン花 10.06.05県庁庭園
DSCN2821-1ガンセキチュウサボテン花 10.06.05県庁庭園
DSCN2808-1ガンセキチュウサボテン花 10.06.04県庁庭園
DSCN2801-1ガンセキチュウサボテン花 10.06.04県庁庭園
P1150649-3ガンセキチュウサボテン果実 09.10.13県庁庭園
P1150644-3ガンセキチュウサボテン果実 09.10.13県庁庭園
P1020285-1ガンセキチュウサボテン 08.2.17県庁庭園
DSCN2918-1ガンセキチュウサボテン花 10.06.07県庁庭園
DSCN2688-1ガンセキチュウサボテン蕾 10.05.29県庁庭園
DSCN2685-1ガンセキチュウサボテン蕾 10.05.29県庁庭園
P1140467-3ガンセキチュウサボテン 09.9.05県庁庭園
P1140575-3ガンセキチュウサボテン 09.9.06県庁庭園
P1140499-3ガンセキチュウサボテン 09.9.05県庁庭園
DSCN2820-1ガンセキチュウサボテン花 10.06.05県庁庭園
P1020363-1ガンセキチュウサボテン 08.2.19県庁庭園
P9060046-3ガンセキチュウサボテン 09.9.06県庁庭園
P1140498-3ガンセキチュウサボテン 09.9.05県庁庭園