モミジバフウ マンサク科 フウ属 別名 アメリカフウ
宮崎市では、街路樹として多く使われていますが、生目の杜運動公園では、正門から陸上競技場までのエントランス両サイドに、モミジバフウが10数本植栽されています。
別名をアメリカフウといい、北アメリカ東部から中南部にかけて分布する落葉大高木です。
葉は互生し(カエデ類は対生)、掌状に深く5〜7裂し、秋になると、紅葉がエントランスを美しく飾ります。
因みに、よく似ているフウ(タイワンフウ)の葉は、3裂です。
花は、今後観察します。とりあえず【4月の花】のページに掲載しておきます。
春になり、あっという間に花が咲いたかと思うと、入れ替わるように新葉が芽吹くため、モミジバフウの花をじっくりと観察するタイミングを毎年、失っていましたが、2014年4月上旬、ようやく、花を観察しましたので、写真を追加しました(3段目右〜8段目の8枚の写真)。
高木ですので、下から見上げながら、雌花序、雄花序を望遠撮影しました。
図鑑のとおり、枝の先端から、雌雄の花序を別々に出し、雄花序は天を向き、雌花序は地に向け、ぶら下がっています。
風に吹きちぎられた雌・雄花序を拾い、雌花、雄花の様子も接写しました(6〜7段目の3枚の写真)。
【モミジバフウ(原色牧野植物大図鑑から)】
北アメリカ東部から中南部にかけて分布する落葉大高木。原産地では高さ40〜50m。
日本では街路樹として植えられ、剪定を繰り返すため、高さ5〜10m。
葉は直径8〜15cm,互生し、掌状に深く5〜7裂する。
花は春。枝の先端から雌雄の花序を別々に出す。
雄花序は長さ5〜10cmで、球形の雄花が総状に集まる。
雌花序も球形。果時には径3〜4cmの集合果となる。
秋には、真紅に紅葉して美しい。
DSCN5121bモミジバフウ雌・雄花序 14.04.11生目の杜運動公園
R0016136モミジバフウ雄花序 14.04.11生目の杜運動公園
R0016133モミジバフウ雌花序 14.04.11生目の杜運動公園
DSCN5137bモミジバフウ 14.04.11生目の杜運動公園
DSCN5138bモミジバフウ 14.04.11生目の杜運動公園
DSCN5135bモミジバフウ 14.04.11生目の杜運動公園
DSCN5128bモミジバフウ 14.04.11生目の杜運動公園
DSCN5139bモミジバフウ 14.04.11生目の杜運動公園
DSCN9950モミジバフウ 11.10.27生目の杜運動公園
DSCN9953モミジバフウ 11.10.27生目の杜運動公園
DSCN9947モミジバフウ 11.10.27生目の杜運動公園