ツブラジイ(コジイ)とスダジイ(イタジイ、ナガジイ)の区別はなかなか分かりません。

 近寄って幹を調べることができる場合は、幹の縞が横ならツブラジイ、縦ならスダジイと区別しています。

 ここに掲げた写真は、その意味でツブラジイと思われるものです。

 スダジイと思われるものも、別ページに掲載しました。

 また、どちらとも区別できなかったものは、単に、シイとして載せてあります。

 ツブラジイは、関東地方以南、暖帯の山中に生える常緑高木です。

 高さ25mぐらいになります。

 葉は2列生で、互生、長さ4〜10cm、裏面は灰白か灰褐色です。

 花は晩春、虫媒花です。

 堅果は総苞に包まれ、晩秋に成熟、種子の中の子葉は白色で食べられるそうです。

 樹皮は茶色の染料、材は器具に用いるそうです。

 和名円らジイ(つぶらじい)は果実が円いからといいます。

ツブラジイ  ブナ科 シイ属 別名 コジイ

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L04834 ツブラジイ 05.4.30 県道40号線川南町

L04831 ツブラジイ 05.4.30 県道40号線川南町

L04814 ツブラジイ 05.4.30 県道40号線川南町

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L04816 ツブラジイ 05.4.30 県道40号線川南町