ツブラジイ(コジイ)とスダジイ(イタジイ、ナガジイ)の区別はなかなか分かりません。

 近寄って幹を調べることができる場合は、幹の縞が横ならツブラジイ、縦ならスダジイと区別しています。

 ここに掲げた写真は、その意味でスダジイと思われるものです。

 ツブラジイと思われるものも、別途掲げました。

 また、どちらとも区別できなかったものは、単にシイとして載せてあります。

 スダジイは、福島県以南、暖帯に生え、庭木として栽植する常緑高木です。

 樹皮は、縦に裂けます。

 葉は厚い革質、長さ5〜15cm、裏面は淡褐色を呈します。 ツブラジイの葉と比べるとやや大きく、通常鋸歯はないとされています。

 花は晩春、虫媒花です。
 果実は長さ1.5cm位で、総苞の中に包まれ、成熟すると食べられるといいます。

 材は、椎茸のほだ木、薪炭などに用いられます。

L04649 スダジイ 05.4.27 269号線青井岳

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スダジイ  ブナ科 シイ属  別名 イタジイ ナガジイ

L04648 スダジイ 05.4.27 269号線青井岳