かつて、宮崎大学農学部の教授から、日向夏の原木は清武町にあり、清武町から栽培栽果樹園化が始まった聞かされたことがあります。
交流プラザきよたけ(清武町)の常務理事さんに、その話をしたところ、 日向夏の古木が町内にあると教えていただきました。
開花期を待って、教えていただいた果樹園を訪ねると、風格のある日向夏の大きな古木が2本ありました。
作業の手を休めて案内いただいた家人のお陰で、香しい香りを辺りいっぱい漂わせている日向夏の古木の花も撮影できました。
家人の祖父が、日向夏栽植の第1号の果樹農家とのことでした。
その時撮影した日向夏の古木がこのページの写真です。
また、果樹園の庭先には、交配に手間のかからないニシウチコナツも数本植えられていました。
【コナツミカン(原色牧野植物大図鑑から)
宮崎県や高知県で、よく果樹として栽培されている常緑低木。
通常、高さ2.5m。
枝には稜角があり,とげが多く,毛はない。
葉は、長さ8cm,葉柄に狭い翼がある。
花は、初夏,単生,あるいは総状花序に数個つける。
花径4cm位,よい香りがあり,花冠は著しく反転し、花弁5枚は白色で、質は厚い。
果実は径6cm,甘くて酸味は少ない。
コナツミカン古木 ミカン科 ミカン属 別名 ヒュウガナツミカン、タムラミカン
DSCN8028コナツミカン古木 11.05.12 清武町加納
DSCN8042コナツミカン古木 11.05.12 清武町加納
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