数年前に加江田渓谷で、瑠璃色の美しいルリミノキの果実を見かけた後、花を観察する機会がありませんでしたが、 2011年の初冬、生目史跡公園を散策中、偶然、瑠璃色の果実をつけたルリミノキを見つけました。

 翌年6月初め、花期を待って、花の観察の下見に出掛けたところ、残念ながら既に落花が始まっており、残り少ないルリミノキの白色の花を撮影しました。
 近づいて花を観察すると、花弁の内側は無数の白毛で覆われています。
 来季に、再度、花を観察したいと思います。


【ルリミノキ(原色牧野植物大図鑑から)】
 静岡県以西,四国,九州,琉球列島及び台湾,中国南部の暖帯から亜熱帯に分布し,林下に生える常緑低木。
 高さ1〜2m,上部でよく分枝する。
 葉は革質,長さ8〜15cm,裏面脈上にわずかに毛があるが,特に褐色の立毛が多いものをサツマルリミノキという。
 花は、春から夏に咲き,白色だが、紅色もある。
 和名の瑠璃実の木(るりみのき)は、果実がるり色をしているところからいう。

R0013661ルリミノキ 12.06.06宮崎市生目史跡公園

ルリミノキ  アカネ科 ルリミノキ属

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R0013103ルリミノキ 11.12.02宮崎市生目史跡公園

R0013106ルリミノキ 11.12.02宮崎市生目史跡公園

R0013108ルリミノキ 11.12.02宮崎市生目史跡公園

R0013099ルリミノキ 11.12.02宮崎市生目史跡公園

DSCN2393aルリミノキ 12.06.06宮崎市生目史跡公園

R0013617ルリミノキ 12.06.03宮崎市生目史跡公園

R0013611ルリミノキ 12.06.03宮崎市生目史跡公園