加江田渓谷を丸尾駐車場から、ほぼ1.8q入った所で、瑠璃色の実をつけた見慣れない木に出会わしました。

 驚くほど色鮮やかな果実でした。
 秋から冬にかけて、赤く熟す果実が多い中、思いがけなく珍しい瑠璃色の果実です。
 何と、名前もそのものルリミノキでした。

 葉は、キンモクセイに似ていて、ややゴワゴワしています。 
 花は、6月頃のようですので、来年撮影したいと思います。 個体数は多くないそうですので、再びこの株を探し当て、観察できるか、いささか心配です。
 
 その後、花を観察する機会を得ませんでしたが、2012年6月初め、宮崎市生目史跡公園でルリミノキの白色の花を観察しましたので、あわせてご覧ください。



【ルリミノキ(原色牧野植物大図鑑から)】
  静岡県以西,四国,九州,琉球列島及び台湾,中国南部の暖帯から亜熱帯に分布し,林下に生える常緑低木。
 高さ1〜2m,上部でよく分枝する。
 葉は革質,長さ8〜15cm,裏面脈上にわずかに毛があるが,特に褐色の立毛が多いものをサツマルリミノキという。
 花は、春から夏に咲き,白色だが、紅色もある。
 和名の瑠璃実の木(るりみのき)は、果実がるり色をしているところからいう。

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ルリミノキ アカネ科 ルリミノキ属

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