フヨウ  アオイ科 フヨウ属 

 古くから観賞用として庭園などに栽植されるアオイ科フヨウ属の落葉低木ですが、南九州などでは、野生状態で生えていることもあるそうです。

 葉は径10〜20cm。

 花は、淡紅色または白色で、径10cm内外、朝開いてその日の夕方にはしぼみます。

 花は、同属のムクゲハマボウとよく似ています。

 その後、ここのフヨウは、午前中は白色、午後に淡紅色に変わり、夕方はやや紅色を濃くしてしぼむ株が多いこと (写真8318は、朝9時頃、11時頃にはやや薄紅色に変化し、その後 8311のような色になります)、八重咲きで白色から淡紅色に変わる株(スイフヨウ)も混在していることが分かりました。

 終日淡紅色の株は、むしろ少ないようでした。

 園芸品種が多いフヨウですから、アメリカフヨウ(日本では本来のアメリカフヨウを巨大輪の品種に育成したものをいうそうです)その他交雑種も混ざっているのではないでしょうか。


 ムクゲの花も別途掲げました。フヨウより、やや早く咲きます。

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8318 フヨウ 04.8.11 10号線高岡町 紅色になってしぼみます

8312 フヨウ 04.8.6 10号線高岡町

8311 フヨウ 04.8.6 10号線高岡町