ソヨゴ  モチノキ科 モチノキ属 別名 フクラシバ

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 ソヨゴの花は、【5月の花】のページに載せました。

 ソヨゴは、果柄の長い実をつける木です。

 カマツカとは果序が違うので、ソヨゴと思います。

 実は紅熟するはずですからまだ若い実です。

 実が紅熟するまで観察を続けます。
 
 7月、8月に掲載した4枚の写真は、記録のため、1枚のみを残し、秋の赤い実の写真と入れ替えました。

 関東地方以西、四国、九州に分布、やせた山地に生える常緑低木または小高木だそうです。

 霧島えびの山中では、道路沿いに何か所も見かけました。

 枝は灰色で無毛、葉は長さ3〜9cm、やや光沢があります。

 花は初夏、雌雄異株、雄花は多数、雌花は単生します。

 果実には長い柄があります。

 和名は、そよぐの意で、葉が風に吹かれてザワザワ音をたてることから名付けられたそうです。

 材は、強じんなので玩具に用いるそうです。

 11月下旬になっても、このソヨゴは真っ赤な美しい実をたくさんつけたままでした。

 常緑樹ですから、葉の緑と実の赤が殺風景になりがちの初冬の高原を美しく飾ります(05.11.20)。

 越冬したソヨゴの赤い実は、2月もまだ赤いままでした(左下の2枚の写真)。 

L205051 越冬したソヨゴの実 06.2.5 県道1号線 蘇於峯橋

L09370 ソヨゴ 05.10.29 県道1号線 蘇於峯橋

L10303 越冬したソヨゴの実 06.2.5 県道1号線 蘇於峯橋

L10048 ソヨゴ 05.11.20 県道1号線 蘇於峯橋

L07701 ソヨゴ 05.7.27 県道1号線下りの道路左側

L09369 ソヨゴ 05.10.29 県道1号線 蘇於峯橋