北海道南部から九州の山野に生える落葉小低木です。
よく分枝し、樹皮は白っぽく剥がれやすく、ささくれたような木肌をしています。
枝には毛がありませんが、葉の両面や縁には毛があり、裏面は白みを帯びます。
葉は、単葉で対生です。
花は春、本年枝の葉腋から長さ1〜2cmの花柄を出して、淡紅色の花を1〜2個下垂します。
花形は細い漏斗形で、長さ1.5〜2cm、花冠の先は5裂します。
花柄や花は、無毛です。
子房下位で、その下に小さな包葉があります。
果実は液果で、直径1cmの楕円形。
赤く熟し、ほんのりした甘みがあり、食べられるそうです。
ウグイスカグラとミヤマウグイスカグラとの中間で、学名上はそれらの基本種とされています。
05年は果実だけでしたので、06年は花を探して撮影しました。
ヤマウグイスカグラ スイカズラ科 スイカズラ属
L05370 ヤマウグイスカグラ 05.5.11 加江田渓谷
L05371 ヤマウグイスカグラ 05.5.11 加江田渓谷
L05369 ヤマウグイスカグラ 05.5.11 加江田渓谷
L05372 ヤマウグイスカグラ 05.5.11 加江田渓谷