ヤマウグイスカグラの赤い果実は05年に撮影しましたが、花を観察していなかったので、06年は花を探して何度も加江田渓谷に足を運びました。
 
 ヤマウグイスカグラの花は小さい目立たない花ですので、ちょうど開花している花を見つけて撮影できたのは、幸運でした。

 北海道南部から九州の山野に生える落葉小低木です。
 高さ1.5〜3mぐらい。

 葉の両面や縁に毛があり、裏面は白みを帯びます。

 花は春、長さ1.5〜2cm、花冠の先は5裂します。

 花は小さいのですが、長い花柄によって垂れ下がるようにして咲きます。
 花柄や花には毛がなく、有毛のミヤマウグイスカグラと区別できます。
 子房下位で、その下に小さな包葉があります。

 ウグイスカグラとミヤマウグイスカグラとの中間種だそうです。

 花は直ぐに結実するようで、まだ花が多く咲いている時期、早い花はもう結実していました()。

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L11542 ヤマウグイスカグラ 06.4.3 加江田渓谷

L11547 ヤマウグイスカグラ 06.4.3 加江田渓谷

L11553 ヤマウグイスカグラ 06.4.3 加江田渓谷

ヤマウグイスカグラ  スイカズラ科 スイカズラ属

L12208 まだ花が咲いている時期に早くも若い実 
06.4.18 加江田渓谷

L11563 ヤマウグイスカグラ 06.4.3 加江田渓谷

L11551 ヤマウグイスカグラ 06.4.3 加江田渓谷