2003年に観察を始めたハマビワが3年の間にかなり大きく育ち、2006年には、ようやく花をつけました。
花の様子は、別ページに掲載しましたので、あわせてご覧ください。
同じ観察木ですが、2009年の秋、全く果実をつけておらず、がっかりしていたところ、12月に入り、少し離れた場所のハマビワに緑色の幼果が稔っているのを見つけました(1~2段目の写真)。
2012年3月初め、別の木ですが、大きく稔った緑色の果実を見かけましたので、写真を追加しました(3段目の2枚の写真)。
それから1月後、大半が早くも落果し始めていましたが、美しい碧紫色に熟した果実を観察しましたので、写真を追加しました(4段目の2枚の写真)。
【ハマビワ(原色牧野植物大図鑑から)】
島根県以西,四国,九州,琉球列島,及び朝鮮半島南部の暖帯から亜熱帯に分布,海岸の林内に生える常緑高木。
高さ7m位。
葉は互生し,厚い革質。長さ7~20cm,裏面に褐色の綿毛を密生する。
花は秋,雌雄異株。
果実は翌年秋に碧紫色に熟す。
和名は海岸に生え,ビワの葉に似るからいう。
別名ケイジュは桂樹と書く。
ハマビワ クスノキ科 アオモジ属 別名 ケイジュ、シャクナンショ
4572 ハマビワ 03.12.07 みやざき臨海公園
R0013288 ハマビワ熟果 12.04.06 みやざき臨海公園
R0013294-1 ハマビワ熟果 12.04.06 みやざき臨海公園
PC100010 ハマビワ幼果 09.12.10 みやざき臨海公園
PC100014 ハマビワ幼果 09.12.10 みやざき臨海公園
DSCZ0743a-1 ハマビワ果実 12.03.05みやざき臨海公園
DSCZ0742a-1ハマビワ果実 12.03.05 みやざき臨海公園