2010年12月初旬、どの樹木も落葉し、すっかり冬景色となった延岡市植物園を数年振りに散策しました。

 3本のユリノキに、果実がまだ少し残っていましたので、望遠で撮影しました。
 うまく撮影できませんでしたが、翼を持ち,まつかさ状に集まったユリノキの果実の様子を何とか捉えることができました。

 運良く、黄葉し、芝生に落ちていたユリノキの葉も撮影しました。


 2019年の10月末、都城市早水公園で、ユリノキの木を見上げたところ、色づき始めた葉陰に見え隠れしている尖形の果実が目に留まりました。

 目を凝らして観察すると、野菜のオクラを直立させたような格好で枝についています。

 強風でしたが、何とかその様子とらえることができましたので、写真を追加しました(5段目の2枚)



【ユリノキ(原色牧野植物大図鑑から)】
 北アメリカ原産。明治初年に日本へ渡来し,庭園や街路樹として栽植されている落葉高木。
 高さ20m位になる。自生地では高さ50mに達する。
 葉は互生し,長い柄があり,長さ9〜13cm,薄く硬くかすかに香気がある。
 は初夏,若枝の先に径6cm位の花を1個開く。
 果実は翼をもち,まつかさ状に集まる。
 和名の百合の木は属名に基づき,別名は葉形が半纏のようであるからいう。

DSCN5987 ユリノキ果実 10.12.0 7延岡市植物園

DSCN5990 ユリノキ果実 10.12.07 延岡市植物園

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ユリノキ  モクレン科 ユリノキ属  別名 ハンテンボク、ウッコンジュ

DSCN5988 ユリノキ果実 10.12.07 延岡市植物園

DSCN6176c ユリノキ果実 19.10.30 都城市早水公園

DSCN6185c ユリノキ果実 19.10.30 都城市早水公園

DSCN5991 ユリノキ黄葉 10.12.07 延岡市植物園

DSCN5994 ユリノキ果実 10.12.07 延岡市植物園

DSCN5989 ユリノキ果実 10.12.07 延岡市植物園