ナンバンギセル ハマウツボ科 ナンバンギセル属 別名 オモイグサ
草むらの中で出会うと、いささかギョッとするような姿形をしています。
ススキ,ミョウガ,サトウキビなどの根に寄生する1年草です。
茎と葉は短く、ほとんど地上に出ません。
花茎は、高さ15〜20cm、秋に出ます。
花冠は、比較的大きく、5裂します。
がくは、横から撮った写真がないのではっきりしませんが、薄い茶色で、先が尖っています。
和名の南蛮煙管(なんばんぎせる)は、草の形をマドロスパイプに見立てたといいます。
別名の思草(おもいぐさ)は、万葉集の歌にあり、頭を傾け、物思いにふける様に例えたといいます。
ススキの根に寄生するそうですが、県薬草・地域作物センターで、屋久島ススキに寄生したナンバンギセルの花を見かけました。
見事な大株でしたので、写真を追加しました(最下段の2枚)。
なお、群生するナンバンギセルを別ページに掲載しましたので、併せてご覧ください。
R0012842屋久島ススキに寄生したナンバンギセル
11.09.03薬草・地域作物センター
R0012843屋久島ススキに寄生したナンバンギセル
11.09.03薬草・地域作物センター
3470 ナンバンギセル
03.9.23 生駒高原付近
3471 ナンバンギセル 03.9.23 生駒高原付近
9260102 ナンバンギセル 04.9.26 361号線