まだ蕾の時期に見つけましたが、背丈も低く、花茎は非常に細いので、危うく見落とすところでした。
積もっていた落ち葉をかき分け、埋もれていたロゼット状の葉も撮影し(05.9.19)、キッコウハグマと分かりました。
日本各地に分布し、山地の木かげに生える多年草です。
地下茎は、細長く地を這い、茎は高さ10〜20cm、葉は、長さ・幅とも1〜3cm、葉柄は葉身の2倍といいます。 葉、茎に長毛があります。
10月に入って、花の写真を撮影に出掛けました。
花は、管状花が3個ずつあって、全体で一輪花のように見えるそうですが、まさにそのとおりでした。
可愛い花ですが、草丈が低く、小さいので、地面に這いつくばってようやく撮影することができました。
花弁が散った後のキッコウハグマも、なかなか美しい形をしています(3段目右の写真)。
加江田渓谷で撮影したキッコウハグマも、別ページに載せました。
L08595 キッコウハグマ蕾
05.9.19 県道30号線
L109071 キッコウハグマ 05.10.9 県道30号線
L09404 キッコウハグマ 花後 05.10.29 県道30号線
L08592 キッコウハグマ 05.9.19 県道30号線
L08879 キッコウハグマ 花 05.10.7 県道30号線
L08881 キッコウハグマ 花 05.10.7 県道30号線
L09036 キッコウハグマ 05.10.9 県道30号線
キッコウハグマ キク科 モミジハグマ属