ヤノネボンテンカ  アオイ科 ヤノネボンテンカ属  別名 タカサゴフヨウ

 人家周辺や道端で、野生状態で生育しているのをよく見かけます。
 同じアオイ科で、属の違うフヨウを思わせる美しい花です。

 長い間名前が分かりませんでしたが、ヤノネボンテンカ(矢の根梵天花)と分かりましたので、掲載しました。



【ヤノネボンテンカ(日本の帰化植物(平凡社)から)
 南米原産の落葉低木で、高さは、50cm〜2m。
 葉は互生し、ほこ形で長さ 3〜10cm、側羽片は開出し、基部は切形、縁は波状の低い鋸歯があり、表面はやや光沢がある。
 花は、8〜10月、細い花柄に単生し、径4〜6cm、朝開き、夕刻にしぼむ。
 花柄は長さ4〜7cm。萼は5裂し、小苞は5個で細い。
 花弁は5個で開出し、淡桃色で赤色の脈があり、花芯は暗紅色の斑紋がある。

 関西以西では、路地で栽培でき、逸出したものがしばしば都市の空き地などに見られる。 
 園芸植物として渡来したものと考えられるが、時期は不明。

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DSCN6134c ヤノネボンテンカ 19.10.30 早水公園

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