日本では、 目に触れる機会の多い松といわれ、文字通り樹皮が赤いので、この名が付いているそうです。
クロマツと非常によく似ていますが、葉がやや細く柔らかく、手で触れてもクロマツほど痛くありません。
そのため、クロマツが「雄松」と呼ばれるのに対して、アカマツは、「雌松(メマツ)」と呼ばれます。
えびの・霧島のアカマツと言えば、やはり、県道1号線沿いの赤松千本原のアカマツ林が壮観です。
しかし、花をじっくりと観察する機会がなかなかありませんでした。
2014年春、宮崎市の市民の森公園で、アカマツが花をつけているのを見かけましたので、写真を追加しました。
下から見上げながら撮影しましたが、若枝に頂生している雄花、その下についている雌花の様子を何とかとらえることができました(6〜7段目の4枚の写真)。
なお、掲載ページを【9月の花】から【4月の花】に変更しました。
【アカマツ(原色牧野植物大図鑑から)】
北海道南部から九州の山野にもっとも普通に生え、北方には、海岸近くに、また、植林もされる常緑針葉高木。
高さ30m、茎1.5m内外。
樹皮は、赤褐色で、亀甲状の割れ目ができ、薄く剥げる。
葉は、針状で2本が対。
晩春に、若枝の頂きに雄花、その下に雌花を多数つける。翌秋に種子は、熟す。
和名は、樹皮からきている。冬芽の鱗片も赤褐色。
材は、土木、建築、パルプほか。
DSCN4913bアカマツ花 14.04.04市民の森公園
P1140714-3アカマツ球果 09.9.10県道1号線赤松千本原
P1140690-3アカマツ 09.9.10県道1号線赤松千本原
P1140737-3アカマツ 09.9.10県道1号線えびの高原
アカマツ マツ科 マツ属 別名 メマツ
DSCN4917bアカマツ花 14.04.04市民の森公園
P1140717-3アカマツ球果 09.9.10県道1号線赤松千本原
DSCN4914bアカマツ 14.04.04市民の森公園
DSCN4915bアカマツ花 14.04.04市民の森公園
DSCN4911bアカマツ花 14.04.04市民の森公園
P1140658-3アカマツ 09.9.10県道1号線赤松千本原
P1140654-3アカマツ 09.9.10県道1号線赤松千本原
P1140693-3アカマツ 09.9.10県道1号線赤松千本原