ヤマハッカ  シソ科 ヤマハッカ属

 秋の道端を、紫色の穂状の花で彩りをそえています。  ヤマハッカは、群がって生えていることが多いので、存在感があります。

 アキノタムラソウと同時期に花が咲き、花色も同じ薄紫色で、、似たところがあります。
 アキノタムラソウは、複葉で、花が輪生するのに対し、ヤマハッカは、単葉で、花は茎の片方に片寄って集まります。

 花冠は小さな紫色の唇形で、なかなかうまく写真におさまってくれません。
 雄しべと雌しべは、花冠の下唇の中にかくれています。 がくは、五つに等しく裂けます。

 和名は、山薄荷(やまはっか)で、姿はハッカに似ていますが、ハッカに比べて紫色が強く、ハッカのような香気はありません。



 同科同属で、やはりヤマハッカによく似たヒキオコシも、別ページに掲載してありますので、あわせてご覧ください。

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L00944 ヤマハッカ 04.10.13 鰐塚山麓

L01104 ヤマハッカ 04.10.17 33号線三股町