カナリーヤシやナツメヤシのような大型のヤシではありませんが、シンノウヤシもフェニックスの仲間です。
最下段右の写真は、Phoenix roebeliniiと、シンノウヤシの学名で標示されていました。
小柄で、葉も細く、繊細な感じのするヤシです。
インドシナ、ビルマ、インドの原産、観賞用に栽培する熱帯産で、高さ2〜3mです。
幹肌の滑らかな面に葉柄の基痕が残り、特有の幹肌になります。
葉は羽状葉で柔軟に湾曲し、長さ1〜2m、両面光沢のある緑色で革質、羽片は40〜50対あります。
花序は淡黄色、花はクリーム色で芳香があるそうです。
幼植物を鉢植えにして室内装飾に使うといいますが、青島亜熱帯植物園には、露地で数本並べてシンノウヤシが植えられていました(4段目以降の4枚の写真)。
果実は、美しい翡翠色をしています。
青島亜熱帯植物園のシンノウヤシの果実を別ページに掲載してありますので、あわせてご覧ください。
シンノウヤシ ヤシ科 ナツメヤシ属
N108888シンノウヤシ 07.1.23青島亜熱帯植物園
N108998 シンノウヤシ 07.1.24 青島亜熱帯植物園
DSCN3259-1シンノウヤシ花 10.06.20道の駅フェニックス
DSCN3253-1シンノウヤシ花 10.06.20道の駅フェニックス
DSCN3256-1シンノウヤシ花 10.06.20道の駅フェニックス
N109003 シンノウヤシ 07.1.24 青島亜熱帯植物園
N108999シンノウヤシ 07.1.24青島亜熱帯植物園
DSCN3258-1シンノウヤシ花 10.06.20道の駅フェニックス