タムラソウの観察に出掛けた古墳群の一番大きな古墳の縁に3~4株、まとまって生えているのを見かけました。

 本来の花期は初夏といいますが、ちょうど花が咲いており、いぼ状の突起があるさく果も見られました。


 なお、絶滅危惧種とされる希少種で、宮崎県の固有種であるヒュウガタイゲキについては、別ページに掲載しましたので、あわせてご覧ください。



【タカトウダイ(原色牧野植物大図鑑から)】
 本州,四国,九州,及び朝鮮半島,中国の温帯から暖帯に分布し,山地や丘陵地に生える多年草。
 茎は、切ると白い汁が出る。上部には毛があり、直立し、高さ30~70cm。
 葉は長さ2~8cmで、きょ歯があり,裏は白みを帯びた緑色。
 花は初夏。茎の先に輪生状に5本の花序枝を出す。
 さく果は、いぼ状の突起があり、3裂する。
 有毒植物。
 和名は、背たけの高いトウダイグサの意。
DSCN3697c タカトウダイ 16.10.11 都城市高崎町
DSCN3572c タカトウダイ 16.10.11 都城市高崎町
タカトウダイ  トウダイグサ科 トウダイグサ属
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DSCN3695c タカトウダイさく果 16.10.11 都城市高崎町
DSCN3566c タカトウダイ 16.10.11 都城市高崎町
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DSCN3668c タカトウダイ 16.10.11 都城市高崎町