心形・掌状の大きい葉がグリーンカーテンになり、観賞用の球形の果実に人気が集まり、最近、あちこちの庭等で見かけるオキナワスズメウリです。

 緑色や赤の球形をした可愛らしい果実は、まるでおもちゃのように見えます。
 沖縄では自生し、成長が早く、繁茂する植物といいます。

 大半の果実は真っ赤になっていましたが、まだ花をいくつも付け、同じ葉えきから、蕾、花、幼果、緑色の果実が束生した花序も見られます(2~3段目の3枚の写真)

 なお、緑色の果実が色を変化させながら赤熟していく様子も撮影しました(4~5段目の4枚の写真)

 花期は何時なのか分かりませんが、とりあえず【10月の野の花】 のページに掲載しておきます。

 また、同じウリ科ですが、属が異なる自生のスズメウリも別ページに掲載しましたので、あわせてご覧ください。
 


【オキナワスズメウリ(原色牧野植物大図鑑から)】
 日本では鹿児島県南部のトカラ列島以南の南西諸島に生える1年生つる植物。
 葉は柄があって互生し,心形で,掌状に5または7片に中裂する。裂片は卵形ないし広皮針形で、先は鋭尖形。
 花は径1cmほどで小形。葉えきに束生するが,雄花序と雌花序はときどき同じ葉えきから出る。花冠は白色で広鐘形。
 果実は径約2cmの球形である。
オキナワスズメウリ  ウリ科 オキナワスズメウリ属
DSCN5406c オキナワスズメウリ 18.10.26 都城市関之尾町
DSCN5401c オキナワスズメウリ 18.10.26 都城市関之尾町
DSCN5402c オキナワスズメウリ 18.10.26 都城市関之尾町
DSCN5403c オキナワスズメウリ 18.10.26 都城市関之尾町
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R0019483 オキナワスズメウリ 18.10.26 都城市関之尾町
R0019491 オキナワスズメウリ 18.10.26 都城市関之尾町
R0019484 オキナワスズメウリ 18.10.26 都城市関之尾町
DSCN5404c オキナワスズメウリ 18.10.26 都城市関之尾町