オオバショウマ(果実)の観察の帰路、つるからぶら下がって、風に揺れているスズメウリの果実を見かけました。
図鑑で見たことはありますが、スズメウリの果実を見たのは、これが初めてです。
果実は、径1~2cmの緑色で、熟すと灰白色になるといいますが、ほとんどの果実はすでに灰白色になり、緑色のものはわずかでした。
スズメの卵に見立てたともいわれますが、小さく、とても可愛らしい印象です。
花期は夏から秋といいますので、来季に観察したいと思います。
とりあえず 【8月の野の花】 のページに掲載しておきます。
なお、同じウリ科ですが、属が異なるオキナワスズメウリも別ページに掲載しましたので、あわせてご覧ください。
【スズメウリ(原色牧野植物大図鑑から)】
本州,四国,九州及び済州島に分布し,原野の湿った藪や水辺に生えるつる性の1年草。
葉は巻ひげと対生,軟らかく長さ3~6cm,表面はざらつき,裏面の脈上に細毛がある。
花は夏から秋,雌雄花は同じ葉えきに単生。
果実は径1~2cm。緑色で熟すと灰白色になり,平たい種子が多数入っている。
和名は小形の果実を表したもの,また瓜(うり)をスズメの卵に見立てたともいわれる
。
スズメウリ ウリ科 スズメウリ属
R0019317 スズメウリ 17.11.16 都城市
R0019322 スズメウリ 17.11.16 都城市
R0019325 スズメウリ 17.11.16 都城市
R0019318 スズメウリ 17.11.16 都城市
R0019323 スズメウリ葉裏 17.11.16 都城市
R0019326 スズメウリ 17.11.16 都城市