キンミズヒキの黄色い花と共に、初秋に、小さく鮮やかな紅色の見られるミズヒキです。

 山際や林縁の草むらなどで見られます。

 キンミズヒキ同様、背丈の小さな草で、花穂の形も似ていますが、こちらは真っ赤です。

 科が違うので、葉の形状は全く似ていません。

 真っ赤な花といいましたが、草丈の低い花を上から見おろすので真っ赤に見えますが、逆に花穂を下から見ると、白く見えます(4段目左側の写真)

 そのさまを紅白の水引にたとえて、ミズヒキと名付けられたといいます。



 なかなか撮影しにくいミズヒキです。
 鋭い雌しべの様子を観察するため、花穂の様子を接写しましたので、写真を追加しました(5〜8段目の7枚の写真)



 なお、加江田渓谷で撮影したミズヒキも、別ページに掲載しました。



【ミズヒキ(原色牧野植物大図鑑から)】
 日本各地,及び朝鮮半島,中国,インドシナ,カシミール,ヒマラヤの温帯から暖帯に分布。
 山際や林縁の草むらなどに生える多年草。
 高さ50〜80cm。
 葉は互生,短柄があり,長さ5〜20cm,粗毛がある。しばしば黒色はん紋がある。
 花は、夏から秋,がくは4裂。
 和名は、花穂を水引にたとえた名。漢名毛蓼。

9260070 ミズヒキ 04.9.26 361号線綾町

L00516 ミズヒキ 04.10.1 361号線綾町

L0415 ミズヒキ 04.10.1 361号線綾町

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R0018082 ミズヒキ花穂 15.09.19 都城市

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R0018066 ミズヒキ花 15.09.19 都城市

R0018064 ミズヒキ花 15.09.19 都城市

R0018057 ミズヒキ花 15.09.19 都城市

R0018053 ミズヒキ花 15.09.19 都城市

L0812 下から見たミズヒキの花 04.10.10 県道30号線

R0018012 ミズヒキ花雌しべ 15.09.17 都城市

DSCN2361c ミズヒキ花穂 15.09.17 都城市

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R0018023 ミズヒキ花雌しべ 15.09.17 都城市

ミズヒキ  タデ科 ミズヒキ属