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シロノセンダングサ  キク科 センダングサ属

 センダングサは、かつては人里や道端に多く見られましたが、近年、在来のセンダングサは少なくなり、コセンダングサアメリカセンダングサコシロノセンダングサ、シロノセンダングサなどの帰化植物が増えているそうです。

 センダングサの頂小葉は、基部が翼のまま次の小葉につながる特徴があり、コセンダングサの特徴は頭状花のみで舌状花がないこと、コシロノセンダングサは舌状花の幅が狭く花が小さいこと、シロノセンダングサは舌状花が大きく白いコスモスを思わせるなどで区別できると言います。

 しかし、アメリカセンダングサ、コシロノセンダングサ、シロノセンダングサは、全てコセンダングサの変種だそうです。

 図鑑やホームページでは、これらを厳密に区分しているものは少ないようです。

 上記の区分は、【 野の花めぐり 秋・初冬編(南方新社)】 によりました。


 折角ですので、他のセンダングサ属も観察し、写真を掲載したいと思います。


 温暖な宮崎では、12月に入っても次々と花を咲かせているシロノセンダングサをよく見かけます。

 2013年、青島ほかで写真を撮影しましたので、果実の写真とあわせて追加しました(4〜6段目の5枚の写真)
 

R0015271シロノセンダングサ 13.12.03青島園地

DSCN3957bシロノセンダングサ 13.12.03道の駅フェニックス

DSCN3960bシロノセンダングサ 13.12.03道の駅フェニックス

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DSCN3956bシロノセンダングサ 13.12.03道の駅フェニックス

DSCN3957bシロノセンダングサ 13.12.03道の駅フェニックス

L09350 シロノセンダングサ 05.10.28 宮崎市

L09348 シロノセンダングサ 05.10.28 宮崎市

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L09347 シロノセンダングサ 05.10.28 宮崎市