都城市のゴボウ畑に立ち上がる草丈1.5m超のイチビを初めて見かけ、ビックリしたのは、2008年6月でした。
そのイチビが、日南海岸の青い海と鬼の洗濯岩を背に、黄色い花を一斉に咲かせて、勢いよく群生しているのを見かけ、驚きました。
近くの道の駅で尋ねると、『名前がわからないが、数年前から海岸に生え始めた。最近は、道路端でも見かけるようになった。』 とのことでしたので、イチビについて説明をし、帰路に着きました。
『イチビは、世界最強、最悪の雑草』 と書いているホームページもあります。
最強、最悪の雑草ですが、チャッカリと、日南海岸の美しい眺望の一角に収まっているのは、何とも不思議な話です。
翌々年の6月末、同じ場所のイチビに、ユニークな形をした果実がびっしりとついているのを見つけましたので、写真を追加しました(下の3枚の写真)。
【イチビ(原色牧野植物大図鑑から)】
インド原産の1年草。昔、中国を経て日本に入り,しばしば栽培され,ときには暖地で野生状態となって人家付近の荒地に生える。
高さ1.5m位になる。
葉は、互生、長い柄のある心臓形。全体に軟毛を密生する。
夏から秋に、5弁の黄色花をつける。
茎の皮を剥いで、繊維を利用する。
イチビそのA アオイ科 イチビ属 別名 キリアサ、ゴサイバ
P1070648-3イチビ 08.10.16道の駅フェニックス
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